
スクラッチとUnity、うちの子にはどっちが向いてる?年齢・目的別オススメ診断
ScratchとUnity、どちらを選ぶべき?小中学生の年齢・性格別におすすめを解説。「うちの子に合うか」迷っている保護者の方へ、失敗しない子どものプログラミングジャンルの選び方をお伝えします。

「スクラッチとUnityって、何が違うの?」
「子どもに合わないものを選んだら、すぐやめちゃうんじゃ…」
お子様へのプログラミングを検討していると、スクラッチとUnity(ユニティ)のどちらが向いているのか迷う方が多く、保護者様からも質問をされることが増えています。
どちらが向いているかはお子様によって変わってきますので、「ぜったいにこっちが正解!」という答えはありません。
そこで、この記事では、どちらを選べばお子様が楽しくプログラミングを学べるかについて解説します。
お子さまの年齢や正確、目的によってピッタリのジャンルを選ぶための参考にしてください。
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目次
スクラッチとUnityの違い
そもそも、スクラッチとUnityはどんな違いがあるのでしょうか。
【Scratch( スクラッチ)】マウス操作でプログラミングができる小学校でも定番のツール

スクラッチの特徴
スクラッチは、マウス操作でブロックを組み合わせてプログラムを作るツールです。
「10歩動かす」というブロックや、「もし〜なら」といった命令が書かれたブロックを組み合わせて、ゲームやアプリを作っていきます。
一番の特徴はマウス操作だけで完結するので、タイピングが苦手なお子様でもカンタンに操作ができることです。
実際、キーボードはほとんど使うことなくプログラミングが可能です。
スクラッチの対象年齢
スクラッチの対象年齢は、小学1年生からです。
作れる作品は、2Dのゲームやアニメーションです。
たとえば、マリオみたいな横スクロールのゲームや、クイズゲーム、ストーリーのあるアニメーションなど、様々な作品を作ることができます。
パソコンに慣れていないお子様が始めるならスクラッチがオススメです。
【Unity(ユニティ)】プロも使う本格的ゲーム開発ツール

Unityの特徴
Unityは本格的なゲームを作るためのツールです。
実際にスマホゲームやPCのゲームなど多くの作品がUnityで作られています。
スクラッチでは難しい3Dの表現ができ、作った作品をアプリストアを通じて配信することも可能です。
また、C#というプログラミング言語を使って、コードを書くことでゲームを作ることができます。
Unityの対象年齢
Unityの対象年齢は小学校5年生からが目安です。
作れる作品は2D、3Dのゲームやスマホアプリ。
たとえば、マインクラフトやフォートナイトのような3D世界を動き回るゲームはもちろん、テトリスのような2Dパズルゲーム、本格的なシューティングゲームなどです。
パソコン操作に慣れているお子様なら、Unityも検討してみましょう。
何年生から何を始めたら良い?

小学1〜2年生
この年齢なら迷わずスクラッチ一択です。
- マウス操作だけで完結
- 言語設定で漢字を使わない「ひらがな」モードが使える
- タイピングができなくてもOK
アンズテックに通うお子様も、小学校低学年や未就学の年齢でもスクラッチで楽しみながらプログラミングを続けることができています。
小学3〜4年生
まずはスクラッチから始めてみて、お子様の反応を見てみましょう。
この年齢は、プログラミングを学び始めるのにちょうどいい年齢です。
まずは、スクラッチでプログラミングの基本的な考え方をしっかりと身につけることが大切です。
1年以上続いて「スクラッチでは物足りない」とお子様がいい始めたら、Unityを検討し始めてみてはいかがでしょうか。
小学校5〜6年
この学年では、お子様が「何を作りたいか」によって選ぶといいでしょう。
プログラミングが初めてであれば、まずはスクラッチでプログラミングの基礎を固めるのがオススメです。
スクラッチ経験が豊富だったり、パソコン操作にかなり慣れているのであれば、Unityを検討してみても良いタイミングです。
中学1年生〜
中学生なら、基本的にUnityがオススメです。
この年齢であれば、Unityの操作やC#プログラミングの習得もできるようになってきます。
パソコンに慣れていないのであれば、スクラッチから始めても問題ありません。
ですが、中学生になると「スクラッチは子供っぽい」と感じる子もいます。
そういったお子様には、Unityを使うことでモチベーションがアップする効果も期待できますので、Unityを試してみるのがオススメです。
スクラッチ or Unity 性格タイプ別の相性

年齢以上に大切なのが、お子様の性格や興味、目的です。
ここでは、スクラッチとUnityがどんな目的に合うのかという視点から、どちらが合うかをまとめてみました。
こんな子にはスクラッチがオススメ
創造力が豊かでアイデアがどんどん出る
スクラッチはUnityに比べて、思いついたものをすぐにカタチにすることができます。
キャラクターを思いついたり、ゲームの機能を思いついてもすぐに動かすことができるので、創造力がたくさんある子にはスクラッチがオススメです。
ゲームよりもアニメや絵を描くのが好き
「スクラッチはゲームをつくるもの」と思われがちですが、ゲーム以外にもアニメーションなどストーリーを表現することも得意です。
順番どおりにセリフを喋らせることもカンタンにできるため、シナリオとキャラクターを用意すればすぐにアニメーション制作ができます。
このプロセスを通じて、プログラミングの基本的な考え方も学べますので、アニメを作るのが好きなお子様にはスクラッチとの相性もバッチリです。
明確な目標はまだないけど、子どもにプログラミングをやらせてみたい
2020年から小学校でのプログラミングが必修化になり、中学、高校でもプログラミングが登場します。
将来のことを考えてプログラミングをやらせてみたい、という方にはスクラッチがオススメです。
実際に多くの小学校でスクラッチが使われているため、スクラッチに慣れておくと学校の授業の対策にもなります。
こんな子にはUnityがオススメ
本格的なゲームを作りたいと言っている
「こんなゲームを作りたい!」と、明確な目標があるならUnityが向いています。
特に、3D表現をする作品はUnityの得意分野です。
マインクラフトやフォートナイトなどのゲームが作りたいならUnityがオススメです。
タイピングに抵抗がなくパソコン操作も得意
パソコンでゲームをしたり、調べ物をしたりとパソコン操作が得意ならUnityがオススメです。
少し難易度が高くても自分で調べながらチャレンジできる前向きなお子様には、ちょうどいいチャレンジ内容になることが期待できます。
理数系の勉強が得意
理科や算数が得意なお子様にもUnityはオススメです。
個人的には文系理系は気にしなくていいと考えていますが、Unityやプログラミングでは、物が落ちる物理表現や、プログラミングでの数学的な考え方などは、理科や算数とも通じる部分があります。
理系の教科が得意な方はUnityでよりいっそう深堀りする機会につながることが期待できます。
保護者の方からのよくある質問

最後に、保護者の方からよくいただく質問についてお答えします。
Q&A
スクラッチは将来役に立たないのでは?
そんなことはありません。
プログラミングの基本的な考え方である「順番に実行する」「条件によって分岐する」「何度も繰り返す」などは、どのプログラミング言語でも共通します。
スクラッチで身につけたプログラミング的思考は、論理的な考えを身につけたり、他のプログラミング言語を勉強する際にも確実に役に立ちます。
スポーツで言えば基礎体力づくりのようなイメージですので、スクラッチで学ぶことのメリットがたくさんあります。
スクラッチやUnityは料金がかかりますか?
どちらも無料で利用できます。
Unityには商業利用する方のための有料プランがありますが、個人で学習用途でつかうなら無料で利用できます。
その他の費用としては、参考書の購入費やスクールに通う費用が考えられます。
親がサポートできるか不安です
どちらもプログラミングの経験がないと使い方のサポートは難しい場面があるかと思います。
まずは、お子様と一緒にネットで使い方を調べたり、ソフトのインストールのサポートをしていただき、それ以上の学習意欲があればスクールへ通うことも検討してみましょう。
パソコンが古いのですが大丈夫でしょうか?
スクラッチであれば、ネットサーフィンができるスペックのパソコンがあれば問題なく利用できそうです。
一方、Unityでは、古いパソコンや、スペックが低いパソコンですと重くなってしまう可能性があります。
本格的に勉強をしたいお子様には、専用のパソコンの購入も検討してみましょう。
Unityに必要なスペックについてはこちらのページを参考にしてください。
お子様にピッタリのプログラミングで楽しい学びの時間を

スクラッチとUnityどちらを選ぶかは、お子様の年齢や性格、目的によって変わります。
大切なのは「お子様が楽しめるか」「続けられるか」です。
プログラミングは「使いこなせることが大事」だと思われがちですが、プログラミングのスキル習得は「”目的”ではなく”手段”」です。
「こんなゲームを作りたい」「こんなアプリを作りたい」というお子様のアイデアをカタチにできることがプログラミング学習の目的です。
自分の作りたいものを作るプロセスが、いちばん学びにつながりますので、お子様にあったプログラミングを選んでみましょう。
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