
【小学生・中学生向け】Unity(ユニティ)とは?ゲーム作りで学ぶプログラミング入門
小学生・中学生向けにUnityを分かりやすく解説。ゲーム作りで学ぶプログラミングのメリット、始め方、必要なパソコンまで、ITに詳しくない親御さんでも安心して読める完全ガイド。無料で始められます。

「子どもがUnityに興味を持っているけど、一体何ができるの?」
「スクラッチのあとにUnityがオススメって聞いたけど本当?」
「プログラミングの勉強の役に立つの?」
YouTubeやプログラミングの勉強で「Unity(ユニティ)」を知って、子どもが興味を持ち始めた…という親御さんも多いのではないでしょうか。
しかし、
- Unityってそもそも何?
- Unityで何が作れるの?
- 子どもでも使えるの?
- 料金は?
など、わからないことだらけ、という親御さんからの問い合わせが増えています。
この記事では、プログラミングやゲームに詳しくない親御さんでも分かるように、Unityの基本から小学生中学生の子どもが学ぶメリット、始め方まで丁寧に解説していきます。
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目次
Unityって何?小学生でもわかるようにご説明します!
一言で言えば「ゲームを作りに必要なものが詰まったツール」
Unityを一言で表すなら、「ゲームやアプリを作るためのソフト」です。
ゲームというのは、プログラムや、キャラクターの画像データ、音楽など様々なデータが組み合わさって作られています。
それらのデータを一つにまとめてゲームを作ることができるのが「Unity」というツールです。
このようなゲーム制作用のツールはUnity以外にもありますが、Unityは世界中に利用者がいる人気のツールです。
Unityで何が作れるの?
Unityはゲーム制作の現場でよく利用されていますが、それ以外にも様々なことができます。
3Dゲーム
3D世界を自由に動き回るアクションゲームやRPGが作れます。
スクラッチでは難しかった奥行きのある表現が自由に作ることができます。
2Dゲーム
パズルゲームや、ファミコンのマリオのような平面のゲームも制作できます。
VR / ARコンテンツ
VR(バーチャルリアリティ・仮想現実)や、AR(拡張現実)といったコンテンツも作れます。
スマホアプリ
PCで動作する作品を作れることはもちろん、iPhoneやAndroidで動くゲームアプリも開発可能です。
自分で作ったゲームをアプリストアで配信することもできます。
スクラッチとUnityは何が違うの?
子ども向けのプログラミングツールと言えば定番なのが「スクラッチ(Scratch)」です。
「スクラッチとUnityの違いは何?」という疑問もよく決まれます。
Scratch | Unity | |
---|---|---|
対象年齢 | 小学校低学年〜中学生 | 中学生〜大人 |
作れるもの | 2Dのゲーム | 2D/3Dの本格的なゲーム |
プログラミング | ブロックを組み合わせる | テキストプログラミング+ビジュアル操作 |
難易度 | やさしい | 中級〜 |
簡単に言えば
- スクラッチは「プログラミングの考え方を学ぶのに適したツール」
- Unityは「ゲーム開発者が使う本格的なツール」
です。
3Dの表現や、スマートフォンでのプレイなど、スクラッチでは難しかったことがUnityならできることから、スクラッチを勉強した後にUnityを学習するお子様が増えています。
Unityは子どもでも使える?難しいんじゃない?
Unityに興味を持っているお子さんを見て、「うちの子にはまだ難しすぎるんじゃないか?」と不安に思われる親御さんもおおいです。
確かに、プロが使うツールと聞くと、「子どもには無理なんじゃないか?」と感じるのも当然です。
結論「子どもでも十分使えます」
ご安心ください。
Unityはパソコンやプログラミングが得意な小学生〜中学生のお子様でも十分に使いこなすことができます。
もちろん、最初から複雑なゲームを作るのは難しいですが、簡単なゲームやアニメーションなどから、ステップアップして使い方を覚えることができます。
実際に、全国の小学生中学生がUnityで作ったゲームをコンテストに応募していたり、子どもでもUnityを使った作品づくりは可能です。
Unityのつまづきやすいポイント
ですが、プロの用のツールですので、使い方を覚えたり、自分の作りたいものを形にするのは少しハードルがあります。
Unityにチャレンジしたお子さんを見た親御さんから「スクラッチでは自由に作れたけど、Unityでは直感的に作れない」といった声も多く、「Unityは難しい!」と感じる場面もあるかと思います。
ここでは、子どもがUnityを勉強するときの「つまづきやすいポイント」についてご紹介します。
プログラミング言語をマスターしないといけない?
これは、半分合っていますが、半分違います。
Unityでは主に「C#」というテキストプログラミング言語を使います。
スクラッチのように、ブロックを組み合わせるのではなく、英語のようなテキストを書く必要があります。
ですが、初心者の方向けに、すでに用意されているプログラムをコピーして使う方法もあります。
本屋さんで売られているテキストでも、最初は書かれたプログラムを写しながらプログラミングを覚えるのが一般的です。
まずは、見よう見まねで始めてから、少しずつ仕組みを理解していく。という学び方でも十分つかうことができます。
画面にいろんなボタンが並んでいて戸惑う…
Unityを起動すると、いきなりたくさんのボタンやウインドウが現れて、子どもだけではなく大人でも「なにをすればいいの??」と思うかもしれません。
たしかに、数え切れないぐらいたくさんの機能がありますが、よく使ういくつかの機能だけ覚えれば最初は十分です。
「座標」や「大きさ」など、スクラッチでも使っていた機能もありますので、まずは簡単なところから始めていきましょう。
英語だらけで意味がわからない
Unityの画面は英語表記になっています。
ですが、日本語化して使うこともできますので、英語が苦手なお子さんでも安心して使うことができます。
Unityの使い方も、本やWEBサイト、YouTube、プログラミング教室などたくさんありますので、お子さんに合った調べ方でUnityに慣れていきましょう。
Unityの料金は?無料でも使える?
Unityは基本無料で使えます
Unityにはいくつかプランがありますが、子どもの勉強として使うのであれば「Unity Personal」という無料プランを使いましょう。
有料プランもありますが、これらは作ったゲームからの収益が一定金額以上の場合にひつようになるものです。
子どもが趣味やプログラミング学習目的でUnityを使うのであれば、無料のPersonalプランで全く問題ありません。
追加でかかる費用は?
Unity本体以外にかかる費用についても考えましょう。
素材購入費
Unityで使えるキャラクターや、背景、効果音などを販売しているサイトがあります。
これらも無料のものから数百円〜数千円のものもありますので、有料の素材を使う場合は費用がかかる場合もあります。
もちろん、素材を購入しなくてもUnityで作品作りはできますので、必要なければ無料で利用できます。
書籍やプログラミング教室の月謝
Unityの勉強のための書籍や、プログラミング教室でも月謝などの学習費用もかかる場合があります。
ネットで調べられる無料の情報もありますが、しっかりと学習したい場合は本や教室を活用することで、スピーディーに効率よく学習することもできます。
Unityの始め方・インストール方法
Unityを使うためにはどんな準備が必要になるかをご説明します。
Unityを使うために必要なもの
インターネットに繋がるパソコンだけあれば使うことができます。
パソコンはWindowsでもMacでも利用可能です。
タブレットやスマホでは使えませんので、必ずパソコンを用意しましょう。
パソコンのスペックについて
項目 | 必要スペック |
---|---|
メモリ | 8GB以上(できれば16GB) |
ストレージ | 空き容量20GB以上 |
CPU | Intel Core i5以上、またはRyzen 5以上 |
Unityは3Dの表現をするために、スクラッチよりも高いパソコンのスペックが必要になります。
お手持ちのパソコンにまずはUnityをインストールして動かしてみましょう。
Unityのインストール方法
Unityを使うためには、
- Unity Hub
- Unityエディター
という、2つのソフトをインストールします。
どちらも無料で利用できます。
インストールには30分〜1時間以上かかることがありますので、時間に余裕をもってチャレンジしましょう。
詳しいインストール方法については、以下のページをご覧ください。
子どもがUnityを勉強するときのよくある質問
子どもがプログラミング未経験でも大丈夫ですか?
はい、大丈夫です。
初心者向けの解説やチュートリアルを使うことでプログラミング経験がなくても始められます。
もちろん、パソコンに慣れていたり、プログラミングの経験がある方にもUnityはオススメです。
パソコンのスペックはどれくらい必要ですか?
Unityを動作させるために必要なスペックは、
項目 | 必要スペック |
---|---|
メモリ | 8GB以上(できれば16GB) |
ストレージ | 空き容量20GB以上 |
CPU | Intel Core i5以上、またはRyzen 5以上 |
その他、グラフィックボード付きのパソコンであれば、より快適に動作することができます。
無料で使えますので、まずはお手持ちのパソコンで試しみてください。
近所にUnityを習える子どもプログラミングスクールがありません
お子さんがUnityを学べる場所はまだまだ少ないのが現状です。
- 本を使って学ぶ
- YouTubeで学ぶ
- オンラインスクールで学ぶ
などの方法で、Unityの勉強を始めてみましょう。
最後に Unityで楽しくゲームプログラミングを学びましょう!
Unityは、子どもでも本格的なゲーム開発・ゲームプログラミングを学べる素晴らしいツールです。
この記事で紹介した内容を参考に、ぜひUnityの学習を始めてみてください。
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