
【2025年最新版】小学生のタイピング練習完全ガイド!無料で学べるタイピングツール6選をご紹介!
小学生の子ども向けタイピング練習を徹底解説。キーボード入力が初めての方でもしっかりと成長するためのトレーニングやタイピングゲームを使った練習方法をご紹介します。



小学生のお子様のタイピング練習、始めたいけど「何からするの?」「どうやってやるの?」 と迷う保護者の方も多いのではないでしょうか。
でも安心してください。
今は、無料で楽しく学べるタイピングツールがたくさんあり、少しずつ取り組むだけで、小学生のお子様でもタイピングの基礎をしっかり身につけることができます。
この記事では
- タイピングの基礎知識
- ローマ字入力のつまづきポイントと対策
- タイピング練習ツールの紹介
をご紹介します。
小学生のお子様のための、初めてのタイピング練習に役立つ内容と、コツやテクニックを一気にご紹介します!
目次
そもそも小学生にタイピングの練習は必要?
どんなメリットがあるの?
小学生のお子様にとって、タイピングのスキルは本当に必要なのでしょうか?
ここでは、現在の小学校での取り組みや、今後年齢が上がっていったときのタイピングの必要性について考えてみましょう。
プログラミング教育とタイピング
小学校ではプログラミング的思考を養う授業が必修になり、キーボード操作でブロックを並べたり命令を入力したりする機会が増えました。
このときに、キーボードでの入力につまづいてしまうと、せっかくのプログラミングの機会が少なくなってしまうデメリットが考えられます。
GIGAスクールでの授業も宿題もデジタル化が進む
全国の小学校でタブレットやパソコンを使った学習が当たり前になりました。
授業や宿題でもタイピングで入力する機会が増えてきているため、タイピングができないと学習への悪影響がでるかも知れません。
宿題や発表原稿の作成など、パソコンを使うことで、より効率的な学習につなげられるメリットがあります。
2025年共通テスト「情報Ⅰ」の新設
現在の高校生は「情報Ⅰ」が必修となり、2025年度の大学入学共通テストからも、情報の科目が新設されます。
今後は、よりいっそうプログラミング的な内容やテキスト入力の必要性が増えてきますので、タイピングを習慣化しておくことで、今後の学習効果向上が期待できます。
タイピングはいつ始めればいい?小学生がタイピング練習をはじめるベストタイミング
タイピングの練習はお子様の学年や経験によって練習する内容は変わってきます。
ここでは、学年別の目安をご紹介しますので、参考にしてみてください。
小学生の学年別タイピング練習の目安
小学校低学年(小学1-2年生)
まずは「キーボードになれる」練習から
タイピングをするには、指をたくさん動かさないといけません。
ですが、小学1年生、2年生は、まだ指の骨や筋肉が発達途中の段階です。
この時期は、ローマ字入力やタイピングを正しく覚えるよりも、以下のような練習をしてみましょう。
- まずは人差し指だけでも、キーボードのキーを押すのに慣れる
- キーごとに入力される文字が違うことを知る
- タイピングの練習が「楽しい!」と思える遊びにする
はじめのうちは、1回5-10分ほどを目安にして「タイピングを楽しく続けられる」仕掛けを用意するとタイピングに慣れる土台を作ることができます。
小学校中学年(小学3-4年生)
ローマ字入力の基本を覚えよう
学校の授業でも小学3年生からローマ字を学ぶ学年になります。
ここで実際のタイピング練習を始めると、「ローマ字 → キー入力」のスムーズな学習に繋がります。
- 指をまんべんなく使うことで、文字を打つときに指の運びを体で覚えることができます。
- ローマ字対応表やタイピングソフトを使うことで、「ひらがな → ローマ字」を覚えられます。
- ホームポジション(指の置き方)を意識した練習をして、今後のスピードアップにつながります。
検索ワードをローマ字でタイピングすることで、楽しくタイピングの基礎を身に着けていきましょう。
小学校高学年(小学5-6年生)
「正確さ」と「速度」をのばしていこう
学校の各教科での調べ学習やプログラミング授業でもタイピングが求められる学年です。
入力スピードが学習効率にもつながりますので、タイピングの基本を抑えながら楽しく練習しましょう。
- タイピングソフトを使いながら、高得点を目指す目標設定をしてみましょう。
- 「ミスタイピングを減らす練習」と「スピードを上げる練習」を意識して、早く正しい入力を目指しましょう。
ランキング機能やスコア機能のあるタイピングソフトを利用して、ゲーム感覚でスコアをのばしていきましょう。
小学校の学年別のタイピング練習のポイント
- 低学年のうちは、キーを入力する楽しさを中心にしていき、中学年〜高学年でローマ字入力を使ったタイピングを目標にしましょう。
- どの学年でも「楽しく」「続ける」ことを考えるのが、成長への近道になります。
- お子様の手の大きさや、パソコンに触れる回数によって、最適な練習は変わりますので、お子様にあった練習を選んでください。
タイピングの基本と抑えておきたいポイント
それでは、タイピングの練習をするときに知っておいてほしい「タイピングの基本」についてご紹介します。
小学生のうちに基本ができていれば、年齢が上がることに自然とタイピングも上達していきますので、しっかりと基礎を身につけましょう。
絶対におぼえてほしいタイピングの基本「ホームポジション」
ホームポジションとは「キーボードに指を置く場所」のことです。
パソコンのキーボードを中心付近にある「F」と「J」にポチッと出っ張りが付いています。
「F」のキーには左手の人差し指を置き、「J」のキーには右手の人差し指を置きます。
残った指は、隣のキーにひとつずつ置いていきます。
たとえば、左手なら「A/S/D/F」にそれぞれ「小指/薬指/中指/人差し指」となるように置きます。
これがホームポジションです。
タイピングを練習するときには、常にこのホームポジションを意識すると、正しい指で入力ができるようになります。
そして、結果的に速いタイピングや、手元を見ないタイピングもできるようになってきますので、まずは「ホームポジション」を意識してタイピングをしてください。
タイピングをするときは正しい姿勢を意識して
小学生に限らず大人でもタイピングをしていると、ついつい背中が曲がって猫背になってしまいます。
背中を丸めてパソコンをみていると、身体への悪影響にもつながりなりますし、タイピングのスコアも伸びにくくなってしまいます。
背中と頭が地面と垂直になるようにピンと伸ばしてタイピングを行うように意識しましょう。
お子様のレベル別「無料で利用できるタイピングツール」6選
タイピングの練習に役立つ「タイピングツール」をご紹介します。
ゲーム感覚でチャレンジできるため、小学生のお子様でも楽しくタイピングの練習をすることができます。
ここでは、お子様のレベル別にオススメのタイピングツールをご紹介しますので、ぜひ試してみてください。
タイピングツールの選び方
- まずは1文字ずつキー入力のれ練習ができるツールを選びましょう
- ホームポジションがわかるツールや、どの指で入力すればいいかわかるものがオススメ
- 入力するキーの場所を教えてくれるサポート付きが便利
- 慣れてきたら文字数の少ない単語を入力
- スムーズにタイピングができるなら長い文章を入力
タイピング入門編
まずは1文字ずつキーを入力する練習ができるタイピングツールから始めましょう。
ポケモンPCトレーニング
マナビジョン | 無料タイピング教材
タイピング中級編
お子様がキー入力に慣れてきたら、少しずつ難易度を上げて短い単語が練習できるタイピングツールを使ってみましょう。
プレイグラム タイピング
アポロン タイピング
タイピング上級編
お子様がタイピングに自信がついたらより本格的なタイピングにもチャレンジしてみましょう
寿司打

寿司打公式サイトより
Popタイピング
小学生のお子様が楽しく続けられるタイピングツールを使って、楽しいタイピング練習を続けてください!
保護者の方へのタイピング練習のサポートの3つのポイント
お子様にタイピングの練習を考えるときに、保護者様目線でのサポートのポイントについてご紹介します。
小学生のお子様が「楽しく」「続ける」ために意識したいこともぜひ参考にしてください。
タイピングの結果(スコア)よりも、続けたことを褒める
スコアが伸びたら褒めてあげるのも大事ですが、頑張ってタイピングの練習をしている「プロセス」も褒めてあげてください。
練習をしていると、スコアが伸び悩む時期が必ずありますので「今日も頑張ってるね!」と言ってあげると、楽しく続けるキッカケに繋がります。
また、タイピングに限らず「結果」よりも「プロセス」を褒めることが上達の近道ですので、ぜひお子様の頑張りを応援してあげてください。
長い時間練習させなくても大丈夫
1回あたり5分〜10分程度やれば、練習時間としては十分です。
一度に長い時間をやるよりも、毎日少しでもタイピングをするほうが上達の近道です。
無理せずに楽しく続けられることを意識しましょう。
タイピングからプログラミングへの挑戦も
お子様がタイピングに慣れて、パソコンに対する苦手意識がなくなったら、ぜひプログラミングへのチャレンジも考えてみてください。
Scratch(スクラッチ)のプログラミングを使えば、好きなセリフを喋らせたり、数字を計算させたり、パソコンでできることの幅がグッと広がります。
パソコンは動画を見たり、ネットサーフィンをするものではなく、作りたいものを形にできるツールです。
消費するだけでなく、創造性を高めるための手段として「プログラミング」も考えると、新たな楽しさを発見でき、将来のためにも繋がります。
小学生からのタイピング練習でのよくある質問
ここでは、小学生のお子様がタイピング練習をするときに疑問に思うことをご紹介します。
よくある質問一覧
Q. 「ローマ字入力」と「かな入力」どちらで練習すべき?
おすすめはローマ字入力です。
理由は2つあります。
- ローマ字入力のほうが「おぼえるキーの場所」が少なく、スムーズなタイピングがしやすい。
- アルファベットのキーの場所を覚えられるので、英語の入力にもそのまま活かせる。
Q. タイピングは「速さ」と「正確さ」どちらを優先したらいい?
小学生のうちは「正確さ」を意識するのがオススメです。
「ミスが多い = キーの場所を覚えていない」ことですので、悪い癖がついてしまう前に正確性を意識したタイピングの練習をしましょう。
正しい入力できていれば、スピードアップは時間とともに達成できます。
目安として「正確さ95%」ができていれば、「正確にタイピングできている」といえます。
Q. スマホのフリック入力ができれば良いのでは…?
確かに最近では、パソコンよりスマホやタブレットを使った入力のほうが増えている人は多いです。
ですが、プログラミングやレポート作成など、今後のことを考えると「パソコンでのタイピングは必要」です。
入力の効率性を考えてもタイピングが出来ている方が有利ですので、ぜひパソコンのタイピングも身につけてください!
Q. ブラインドタッチ(手元を見ないタイピング)はいつから練習するべき?
低学年のうちは、まだ手も小さいので、あまり気にしなくても大丈夫です。
目安としては、3〜4年生のローマ字入力に慣れてきたあたりから「手元を見ないクセ」をつけられると速いタイピングが見込めます。
まとめ:小学生のタイピング練習は「楽しく続ける」ことが重要
小学生のお子様のためのタイピング練習ガイドをご紹介してきました。
まずは、ホームポジションから。慣れてきたらローマ字を使った入力の練習を続けることで、少しずつタイピングが上達していきます。
タイピングの練習は「続ける」ことが重要ですので、そのためにお子様が「楽しい!」と思えるような練習を重ねていきましょう。
タイピングツールを使うだけでなく、好きな曲の歌詞をタイピングしたり、家族や友達へのメッセージをタイピングしたり、様々な遊び方があります。
ぜひ、ご家族で一緒にタイピングを楽しんでください。
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毎回のレッスンでタイピングの練習もしていますので、タイピングの練習もバッチリ。
プログラミングでもタイピングのスキルは必要ですので、プログラミングもタイピングもどちらもしっかり学ぶことができます。
タイピングの成長がひと目でわかる
このグラフは、アンズテックを利用する小学生のお子様のタイピングスコアの変化です。
スコアは上がったり下がったりしますが、回を重ねるごとに少しずつスコアが底上げされています。
このように毎回タイピングを続ける機会を設けることで、しっかりとタイピングの成長を実感できます。
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ゲームが好きな方、パソコンで創造力を養いたい方、プログラミング的思考を身に着けたい方にピッタリのスクールです。
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