子ども向けプログラミング教室の選び方 – 失敗しないために押さえておきたいポイントをプロが解説します
小学生・中学生の子ども向けプログラミング教室の選び方についてご紹介します。失敗しないプログラミング教室を選んでお子様が楽しく長く学べるスクールを見つけましょう。
子どもたちへのプログラミング教育が普及する中、多くの保護者が「子どもにプログラミングを習わせてみたい」と考えています。
しかし、どの教室が良いかを見極めるのが難しいと感じていませんか?
特に、プログラミングの知識がないと、何を基準に選ぶべきかわからないことも多いでしょう。
本記事では、アンズテックの代表である後藤が、失敗しないプログラミング教室の選び方について詳しく解説します。
目次
こんな子供向けプログラミング教室には注意しましょう
講師がプログラマーではないプログラミング教室
たとえば、ピアノ教室であれば音楽を専門にされてきた方が教えるのが一般的ですが、プログラミングはそうではありません。
残念なことに、プログラムを学んだことのない方が講師として教えている教室もあります。
「少しパソコンが得意…」程度の知識の先生ですと、プログラミング的な考え方やプログラミングの楽しさを伝えることができません。
学習塾が運営している子供プログラミング教室も同様です。
一見、学習塾が運営しているプログラミング教室は、安心感があるかもしれません。
ですが、塾の先生は5教科の教育のプロかもしれませんが、プログラミングの専門家ではない場合が多いです。
プログラミングは他の学習科目と異なり、実践的なスキルと専門知識が必要です。
そのため、専門家が教える教室を選ぶことが大切です。
- 専門知識の不足
塾の先生がプログラミングを教える場合、しっかりしたカリキュラムがあっても、個々の生徒の進捗や理解度に対応するスキルが不足していることがあります。 - 決まった内容しか指導できない
プログラミング未経験の講師が教えているケースが多いため、生徒が困った時に的確なアドバイスができないことがあります。
特に、子どもはつまずいた時にサポートがないと、挫折しやすいので要注意です。
専門家が教える教室の重要性
プログラミングレッスンには、高度な専門知識が必要です。
プログラミングのスキルと指導力が先生には求められます。
お子様がプログラミング初心者であっても、指導者の知識やスキルが高いと、子どもの理解が深まり、楽しく学べる環境が提供されます。
専門家が指導する教室では、次のようなメリットがあります。
- 実際に使われている技術を学べる
プロが教える教室では、経験に基づいた実践的なスキルを学ぶことができ、将来的に役立つ知識を身に付けることができます。 - 柔軟な対応
生徒一人ひとりのペースに合わせたカスタマイズされたプログラミング学習が可能です。
例えば、つまずいた時や、子どもたちの興味を持ったテーマに対して柔軟に対応してくれることが期待できます。
子どもプログラミング教室を選ぶ際に確認すべきポイント
次に、どのように教室を見分けるかの具体的な方法を解説します。
ホームページや初回の体験授業で、次のポイントを確認してみましょう。
まずはWEBサイトで講師の写真やプロフィールをチェック
講師がどのような経歴を持っているか、どのようなプログラムを作成してきたかが重要です。
サイトに写真やプロフィールが載っていないのであれば、信頼できる教室ではない可能性が高いです。
また、以下の質問を投げかけることで、講師の実力を確認できます。
- 「これまでどんなプログラムを作ったことがありますか?」
- 「得意なプログラミング言語は何ですか?」
これらの質問を通じて、講師が実際にプログラミング経験があるかどうか、本当にプログラミングが好きな講師かを見極めることができます。
教室のサポート体制を確認
お子様がつまずいた時にどのようにサポートしてくれるかは非常に重要です。
例えば、「生徒がつまずいたとき、どのようにサポートしますか?」と質問することで、その教室がどこまで個別対応できるのかを確認しましょう。
教室によっては、レッスン時間外でもLINEやチャットで質問ができる教室もありますので、そのようなサポートがあれば成長の手助けになります。
- 少人数制か集団授業か
少人数制の教室は、講師が生徒一人ひとりに目を向けやすく、適切なフィードバックを与えることができます。 - オンライン対応はできるか
オンライン教室の場合、画面共有やチャットでのサポートがしっかりしているかもチェックしましょう。
料金やカリキュラム以外で重視すべきポイント
料金や講師との相性は当然気になるところでしょうが、それ以外にも考慮すべき点がいくつかあります。
発表会などのイベントがあるか
発表会がある教室は、生徒が学んだことを他の生徒や保護者に見せる機会を提供します。
これは、学んだ内容を整理し、他者に伝える力を育てる良い機会です。
また、他の生徒の発表を見て学ぶこともでき、お子様のモチベーション向上にもつながります。
オリジナル作品の制作
特定の課題をこなすだけではなく、生徒が自由に自分のアイデアを形にできるかも重要です。
特に小学生・中学生時期のプログラミングの学習で大事なのはプログラミングの書きかたを覚えることではありません。
プログラミングを通じて創造力を育む場でもあります。
プログラミングは目的ではなく手段ですので、プログラミングを通じてどんな作品を作れるかが、プログラミング教育において非常に重要な要素になります。
また、オリジナル作品を作るプロジェクトが組み込まれている教室は、子どもたちの意欲を引き出し、学習の定着を助けます。
まとめ
最後に、子ども向けのプログラミング教室を選ぶ際に重要なポイントをまとめます。
- 講師はプログラミングの専門家であるか
経歴や実績を確認しましょう。 - サポート体制が充実しているか
個別対応やつまずいた時のフォローがしっかりしている教室を選びましょう。 - 発表やオリジナル作品の機会があるか
生徒が自分の学びを表現できる場があるか確認しましょう。
お子さんに最適なプログラミング教室を選び、楽しく学びながら将来に役立つスキルを身に付けさせましょう。
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また、アンズテックの無料体験レッスンも随時受付中ですので、興味のある方はぜひご参加ください。