プログラミング教育の裏側!アンズテック講師がUnityで挑む創作活動

アンズテックオンライン子どもプログラミングスクールで行われているスタッフによる勉強会の様子をお届けします。私達がどんな想いで教材や演習の内容をつくり、それを子どもたちに届けているのか。その様子を少しだけお伝えさせてください。

とあるレッスン終了後…
集まったスタッフが何やら話をしています。

「…ということで、それぞれが作ったUnityの作品を発表しましょう。順番は…」

生徒もいないのに作品発表とは不思議な光景です。
そうです。ここは、アンズテックプログラミング教室のスタッフによる勉強会の部屋です。

こっそり勉強会の様子を覗いてみましょう。

 

この勉強会では、スタッフそれぞれが自分の手でプログラミングを行い、オリジナルの作品を作成します。

それを皆で見せ合い、感想や改善点を共有するのです。

「なぜこんなことを?」と思われるかもしれませんが、その答えは単純で、私たちアンズテックスタッフのスキル向上とレッスンの質の向上を目指しているからです。

 

そのために、生徒が学習する内容を各自が見直し、学んだ内容でどんな作品が作れそうか。というアイディアをスタッフたちで持ち寄ってきました。

それでは早速、発表された作品を見てみましょう。

 

まずはAIキャラとの相撲ゲームです。

うまく相手をステージ端におびき寄せる姿に思わず笑みがこぼれます。

発表したスタッフは、「ステージの外に出た判定が、操作感している体感とシステム側の判定を合わせるための微調整が難しかった」と語りました。

 

続いては、3Dの箱を回転させて、迷路のようなステージに配置されたアイテムを集めるゲームです。

思いの外、難易度が高くうまくタイミングを合わせながら操作する様子を食い入るように注視していました。

ステージに穴を開けて落ちないように球を操作したり、お邪魔キャラを配したりなど様々なアイディアが出る作品でした。

 

次に、子どもビーバーを川から拾い上げるゲームです。

これはビーバーを操作し、川から流れてくる木材を避けながら子どもビーバーをキャッチするという、シンプルだけど中毒性のあるゲーム。

アセットストアを活用してながら、川の雰囲気をUnityで再現できるように細かい工夫が随所に見られます。

 

最後に、迫りくる敵を倒すFPSゲームです。

このゲームでは、プレイヤーは自分の視点から敵を見つけ、戦うことが求められます。

スタッフは「ゲームデザインを考える上で、プレイヤーがどんな体験をするかを常に考えながら作りました。それが最終的にこのFPSゲームにつながったんです」と述べます。

 

発表が終わると、他のスタッフからは様々な質問や感想が飛び交います。

この交流を通じて、それぞれが新たな視点を得たり、考え方を深めたりするのです。

そしてそのすべてが、アンズテックの教室でのレッスンに活かされます。

 

アンズテックが目指すゴールは、生徒たちが自身で学んだことを活かし、自分だけの作品を作り出すことにあります。

そのため、スタッフたちは自分たちも作品を通じてクリエイティブな思考力を鍛えています。

プログラミングだけでなく、自分のアイデアを形にする力も大切です。

そしてその力を育てるために、私たち自身もオリジナルの作品を創り続けています。

 

アンズテックの教材は、全てオリジナル。これは生徒たちが自身の作品を作り上げるためのツールとして提供されています。

教材は綿密に作られ、プログラミングの基礎から応用まで学べるように設計されています。

 

そして、スタッフの勉強会で行われる作品発表と意見交換は、その教材作りにも大いに影響しています。

具体的なプログラムの作り方だけでなく、作品の背景にある思想や、発表者が何を表現したかったのかという部分も大切に話し合われます。

それらの会話から生まれるアイデアやインスピレーションが、次のオリジナル教材に反映されるのです。

 

アンズテックでは、スタッフ自身がプログラミングの魅力を実感し、それを生徒たちに伝えることを大切にしています。

そしてそのために、彼らは自分自身でプログラミングを行い、オリジナルの作品を創り、それを互いに共有し、さらなるスキルアップを目指しています。

生徒たちがアンズテックで学んだことを活かし、自分だけの作品を創る。そんな喜びを生徒たちと一緒に分かち合うために、スタッフたちは今日も勉強会の部屋で熱心に学び続けていくのでした。

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