子どものプログラミング、独学と教室のどちらがいい?費用・効果を正直に比較

子どものプログラミング学習は独学と教室どちらがいい?費用・学習効率・サポート体制・向いている子の特徴を比較し、お子様に合った学び方の選び方を解説します。

保護者様
保護者様
プログラミング教室に通わせたいけど、まずは独学から始めてみてもいいのかな?
保護者様
保護者様
独学でも学べているけど、教室に通ったほうがいいのかな?

子どものプログラミングを「独学」か「教室に通う」かという選択は誰でも迷ってしまうもの。
この記事では、プログラミング教室を運営している私たちが、独学と教室利用どちらがいいのかを比較してお伝えします。

「教室に来てほしいから教室をすすめる」のではなく、お子さんに本当に合った選択をして費用や学習のしやすさなどの観点から、最適な環境を選ぶための参考としてお読みください!

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【結論】子どものタイプによって向き・不向きが変わる


はじめに結論を言うと、独学と教室のどちらが良いかは、子どものタイプ・目標・年齢によって変わります。

タイプおすすめ
自分で調べながら進めるのが好き独学で十分
質問したい・詰まると嫌になりやすい教室向き
明確な目標(ゲームを作りたいなど)がある教室で加速
まず「興味があるか」を試したい独学 → 様子見でOK
他の習い事で忙しく、時間が限られる教室で効率よく学ぶ
身近に質問できる人がいる独学+質問でOK

それでは、独学とプログラミング教室利用のメリット・デメリットをくわしく見ていきましょう。

独学のメリット・デメリット

メリット

① コストが安い(無料〜月数百円)

子どもプログラミング学習の定番であるスクラッチは完全無料で利用可能。

学習にはYouTubeやウェブサイトの解説記事も豊富で、テキストプログラミングの入門もほぼ無料でできます。
本屋で変える市販のプログラミング参考書でも2,000〜3,000円程度で購入できます。

② 自分のペースで進められる

教室の開講時間にしばられずに好きなときに・好きな内容でプログラミングを学習できます。

自分のやりたいことを自分のペースで進めることができるお子様には独学が向いています。

③ 「検索して調べる力」が身につく

独学で進めると、エラーで詰まったときに自分で検索して解決する力が自然に身につきます。
このスキルはプログラミング学習だけでなく、学校の教科や日常の疑問などでも活用できる大事なスキルです。

④ 好きなことを学べる

多くの教室が独自のカリキュラムをつかってレッスンをおこないます。
体系的に学べるメリットがある一方で、「やりたいことができない」という不満を持つお子様もいます。

独学では、自分の興味のあることだけを学べるため、やりたいことが明確なお子様には向いています。

デメリット

① わからないことがあったときに詰んでしまう

独学の最大の問題は「エラーが出たけどどうすればいいかわからない」という問題です。

「なんで動かないの?」「どうすればいいの?」という問題が解決できないと、そこから先に進めなくなってしまい、学習が止まってしまいます。

私も初めてプログラミングを学んだときに購入した書籍で、1ページ目に「まずはこのソフトをインストールしてください」と言われたことがどうしてもできずに、諦めてしまいました。
個人的には、独学の最大の問題は「参考書の最初の10ページを一人でできるか」どうかにかかっていると思っています。

② 「何から学べばいいか」がわからない

YouTubeやネットの記事を参考に学習をはじめるときに、「何から始めればいいかわからない」という問題が発生します。
情報が多すぎて迷子になってしまい、何も手を付けられずに終わってしまうケースも多いです。

オススメは、入門書であれば、最初の1冊は最初から順番に進め、その後は必要な情報だけをピックアップして学んでいくのがオススメです。

③ モチベーション管理が難しい

定期的に授業がある教室と違い、独学は「今日はやらなくてもいいか」という選択肢が常に存在します。
特に子どもの場合、ゲームや動画との誘惑に勝てないケースが多いです。

「やり始めれば楽しめるが、やり始めるのにエネルギーが必要」というジレンマは大人も子どもも同じです。

教室を利用していれば「受講の時間がきまってるから行く」となるので、始めるまでのエネルギーやモチベーションが無くても学ぶことができます。

④ 成長が見えにくい

「どのくらい上達しているか」「次に何を学べばいいか」が自分では判断しにくいです。

客観的に成長の度合いを見てくれたり、次に学ぶべき内容を提案してくれる存在がいることで、学習を続けるモチベーションに繋がります。

プログラミング教室のメリット・デメリット

続いて習い事としてプログラミング教室を利用するメリット・デメリットについて見ていきましょう。

メリット

① つまずいてもすぐ解決できる

「ここがわからない」→「講師がすぐ答える」→「解決して前に進む」

この「すぐに質問できるかどうか」が、教室と独学の最大の違いです。
一人で考えると1時間悩んでいたことが、詳しい人に聞けば1分で解決することもあります。

自分で考えるのは大事ですが、自分だけでは解決できない問題にぶつかってしまったときに先に進めなくなってしまうこともあります。

そのため、身近にすぐに質問できる人がいるかどうかがプログラミング学習をつづけるうえでとても重要です。

② カリキュラムがあるので迷わない

何から学べばいいか、どのくらいのペースで進めばいいか、次は何を学ぶか。
全部決まっているので、子どもは「学ぶこと」に集中できます。

まだ作りたいもの・学習したいことが明確でない場合は、プログラミング教室をつかって「できることを増やす」ことで、自走する準備にもつながります。

③ 定期的に通うことでモチベーションが続く

「今週の授業でここまでやる」という目標があることで、継続率が高まります。

教室の雰囲気や講師との相性が良ければ「毎週楽しみ!」というモチベーションになり、学習も加速できます。

④ 講師から「本当に必要なこと」を教わる

ネットの情報には古いものや、初心者には不向きな方法もあります。
そして、それらの判別は、詳しい人以外はかなり困難です。

専門家から「今の段階で学ぶべきこと」を教わると、今の段階にぴったりな方法を提案してくれるため、理解度が深いのが教室のメリットです。

⑤ 発表・共有の機会がある

プログラミング教室に通うと、周りに同じ目標をもった仲間がいます。

作品を他の人に見せたり、反対に他の子の作品を見る機会があると、子どもの意欲が大きく高まります。

発表会などの具体的な目標があると、締切効果でモチベーションのアップにもつながります。

デメリット

① 費用がかかる

独学と教室利用を迷うポイントはやはり「費用」の問題です。

子どもの将来のための投資ではありますが、月10,000円程度がプログラミング教室の相場感になります。

② 時間が決まっている

決まった曜日・時間に授業があるため、他の習い事や学校・家庭の予定との調整が必要です。
オンラインであれば移動がないぶん調整がしやすいですが、それでもやりたい時間に合うかどうかは考えなければなりません。

③ 当たり外れがある

教室によって講師の質・カリキュラムの質は大きく差があります。

「まずは安いところから」と思って入会した教室が、質が良くない場所でプログラミング自体が嫌いになってしまう。という最悪のケースもあります。

高ければいいというわけでは、もちろんありませんが、教室の質は実際に見るまでわかりませんので、無料体験で見極めることが重要です。

費用の正直な比較

次は、独学とプログラミング教室利用の費用面での比較をおこないます。

項目独学教室(オンライン)
初期費用ほぼ0円入会金:0〜15,000円
教材費用0〜1,000円/月0〜5,000円
月額費用0円8,000〜20,000円
年間費用(概算)0〜12,000円(書籍代等)約100,000〜300,000円

コストだけで見れば独学の圧勝です。

ただし「かけたお金に見合う成果が出るか」で考えると、話が変わります。

  • 独学でやり続けられる子ども → 独学で十分
  • 独学を数日〜数ヶ月でやめてしまう子ども → 教室のほうが結果的にコスパが良い

「1年後に子どもにこうなっていてほしい」という状態になるのに、独学でも十分だと思うなら独学で十分です。
もっとしっかりと学べる環境が良さそうだ、と思うなら教室を探してみるのがオススメです。

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「独学の限界」を感じやすいタイミング

独学を始めた後、こんな状況が続いたら教室を検討するサインです。

  • エラーが出て30分以上解決できなかった
  • 「今日はいいや」が2週間以上続いた
  • 「何を作ればいいかわからない」状態になった
  • Unityをはじめてみたいが、何から手をつければいいかわからない
  • 完成させる前に、新しいものを作り始めることが増えた

これらは独学のデメリットが強く現れ始めているサインですので、プログラミング教室を検討するタイミングです。

逆に、これらの問題がなく一人でできるのなら、

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私たちは「全員が教室に通ったほうが良い」とは全く思っていません。

独学でも十分な子どもは独学で学べばいい。むしろその方が良い。

でも、「詰まりやすい・モチベーション管理が難しい・本格的なゲームを作りたい」という子には、プログラミング教室のほうが圧倒的に効率よく成長できます。

「うちの子はどっちが向いているか?」を判断するのが難しければ、まず気になるプログラミング教室の無料体験授業を受けてみてください。
授業の雰囲気・講師との相性・カリキュラムの内容を実際に体験した上で、判断していただければ充分です。

【まとめ】独学かプログラミング教室かの判断チェックリスト

独学でOKな子

  • 自分から調べるのが好き
  • つまずいても諦めずに続けられる
  • 親がある程度サポートできる
  • まず「興味があるかどうか」を確かめたい段階
  • 身近に相談できる人がいる

教室が向いている子

  • 「誰かに教えてほしい」という気持ちがある
  • 具体的な目標があるが、作り方がわからない
  • 一人でやると続かないことが多い
  • Scratch卒業後の次のステップに進みたい

どちらを選んでも、大切なのは「続けること」です。
ぜひ、お子様にピッタリな楽しみながら学べる環境を見つけてください。

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プログラミング講師 / プログラマー 指導歴9年

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221本の記事を執筆

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