“ニンテンドーラボはプログラミング学習になるか?タッチ&トライ”を行いました

日本中で話題のニンテンドースイッチのソフト『ニンテンドーラボ』! 段ボールを組み立てるとピアノやロボットなど様々なものづくりができたり、段ボールがなくても「ノード」という機能をつかってオリジナルのゲーム(?)を作ったりも […]

日本中で話題のニンテンドースイッチのソフト『ニンテンドーラボ』!
段ボールを組み立てるとピアノやロボットなど様々なものづくりができたり、段ボールがなくても「ノード」という機能をつかってオリジナルのゲーム(?)を作ったりもできる優れもの。

今回はこの『ニンテンドーラボ』をつかって子供のプログラミング学習はできるのか!?
という疑問から、実際に触ってみました。

当日はアンズテックプログラミング教室の先生4名で行いました。

到着

届きました。思っていたより大きい。

バラエティキットには「リモコンカー」「釣り竿」「おうち」「ピアノ」「バイク」の5種類のキットが入っています。
ロボットキットの方はロボット1つのみですが、まるでロボットのコックピットにいるかのように画面の中のロボットを変形させたりカスタマイズができる複雑なアイテム。

なるほど、全部つくると12時間はかかりそうです。
ということで、大人の判断で今回はピアノを組み立てることにしました。

90分後、完成

90分はだいぶ早い方だと自負しております。
大人4人がかりで分担してやりましたからね!

ニンテンドーラボのピアノで遊んでみた

楽しい〜!!

ピアノとして弾くことができるのはもちろん、段ボールのボタンやつまみをいじると録音ができたり、音色を変えたりすることができます。
段ボールすごい。
正確には、ニンテンドースイッチのリモコンについている赤外線センサーが「どの鍵盤がおされているのか」「どのつまみが押されたか」を判定しています。大人も感動。

何がそんなに感動なの?

ピアノは音の科学が詰まってる

大人でも答えられる人が少ないのですが「音程は周波数で変わる」のなら同じ音程のときピアノの音色とギターの音色を聞き分けられるのはなぜ?
という質問にラボがあれば答えられる点。
正解は音の強度と波形が違うからなのですが、ニンテンドーラボではこの2つを段ボールを切り抜いたり、波形をいじったりして好きな楽器の音を自分で作れてすごい!

プログラミングの考え方も学べる

プログラミングの考え方には「順次」「分岐」「反復」というものがあります。
順次は、記述した順番に実行されるという考え方。
分岐は条件によって実行したりしなかったりする考え方
反復は同じプログラムを繰り返す考え方。

Toy-Conガレージというニンテンドーラボの機能を使うと、このうちの順次、分岐が学びやすい。
「ノード」という機能をつかって「AがおきたらBをする」というプログラムをカンタンに作ることができます。
たとえば「リモコンを振ったら音が出る」のような機能がすぐできる。

入力と出力(Input/0utput)の考え方も学べて工学的な知識も身につく。すごい。

さらに「この機能とこの機能を組み合わせたらこんな遊びができそう」という発想が広がりやすく、実装も簡単!
なので「スイッチでゲームばかりして…」とお悩みの方もニンテンドーラボなら安心ではないでしょうか。

総評

ニンテンドーラボすごい!

スイッチと段ボールでここまでできるのか…と驚きが尋常ではありませんでした。
これを機に、ニンテンドーラボを利用した小中学生の子供向けのワークショップを開催します。

夏休み頃を予定していますので、改めて発表したいとおもいます。

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