ゲームプログラマーになるには?子供のうちからできることは?

子供がゲームプログラマーになりたい!と言われたときに、ゲームプログラマーになるために子供の頃にやっておくべきことをご紹介します。

「小学生の将来なりたい職業ランキング」の上位に「ゲームクリエイター・プログラマー」がランクインしています。

ゲームプログラマーは「ゲームをプログラミングする人」というのは分かりますが、子どものときに何をすればゲームプログラマーの夢に近づけるのでしょうか。

こんな方にオススメ

  • 子供がゲームプログラマー・ゲームクリエイターになりたいと言っている
  • ゲームプログラマーになるために勉強すること

ゲームプログラマーのお仕事とは

みんなが遊んでいる有名ゲームは、たくさんの人が関わって作られています。

プログラマーの他にも企画やデザイナー、3Dモデリング、サウンドクリエイター、シナリオライターなど様々な職種があります。

その中でもゲームプログラマーは、それぞれの素材をゲームというカタチにして完成させる役割がある、とても重要なポジションです。

ゲームプログラミングをするには、プログラミング言語を使ってゲームを作っていきます。

最近は、スマートフォンやPC、家庭用ゲーム機など、様々な種類がありますので、それぞれに合わせたプログラミング言語が利用されています。

子供がゲームプログラマーになるために勉強すること

ゲームをたくさん作ってみよう

お子様もスクラッチを使ってゲームを作ったりしたことはあるのではないでしょうか。

カンタンなゲームに見えてもバグが起きないように作るのは結構大変な作業です。

何度も繰り返し作っていくことで、だんだんと「どういうふうに作ればいいか」「どういうときにバグが起きやすいか」などがわかってきます。

算数も勉強しよう

「算数は将来なんの役に立つの?」と子供のときに思ったことはないでしょうか。

ゲーム制作の現場では算数や数学、物理の知識が必要になります。

キャラクターを滑らかに動かしたりする中で、様々な計算が必要になります。

数字に対して苦手意識をもたないよう、子供のうちから小学校中学校でしっかりと勉強しておきましょう。

コミュニケーション能力

ゲーム制作は1人で作るのではなく、たくさんの人が協力しあって作られています。

話し合って決めたことと全然ちがうプログラムを勝手に作ったりしたら、ダメですよね。

「もっとこうした方が面白い」と自分の意見を伝えたり、相手の意見を取り入れたり…コミュニケーションがしっかりととれる関係があってこそ面白いゲームが作られます。

お笑い芸人さんのような面白い話をできる必要はありませんが、自分の意見の伝え方や、相手を尊重する気持ちなどを子供の頃から身につけておきましょう

論理的思考力

親世代の方は、子供の頃にファミコンのマリオで遊んだことがあるのではないでしょうか。

なんと、あのファミコンマリオは全容量がたったの40KBしかありません。

スマホで写真を取れば1MB程度のファイルサイズですので、写真データの20分の1以下しかありません。

当時は技術的な制約が大きく、なんとかしてその容量に収めないといけなかったのですが、そのために様々な努力がされています。

プログラムも削れるところは削らないといけませんが、削りすぎるとゲームとしてプレイできなくなる可能性もあります。

どうすれば少ないプログラムでゲームとして動くのかを、考えるのに必要になもののひとつが論理的思考力です。

うちの子供はゲームプログラマーに向いている?

ゲームに対して情熱がある

ゲームが好き!という気持ちはもちろん必要です。

そしてゲームをただ遊ぶだけではなく、「どういうふうに作られているか」「どうすれば面白くなるか」を考えながらプレイしてみましょう。

自分でゲームを作るときに活かせるところを取り入れたりして、面白いゲームを作りましょう。

やり抜く力

ゲームは90%の完成から100%にするまでとても大変です。

一箇所直すと別のところがおかしくなる…そんな繰り返しで途中で投げ出したくなります。

それでも最後まで諦めずに完成させることがゲーム制作には必要です。

ゲーム制作以外でも同様ですが、自分で決めた目標をやり抜く、ということができれば大きな成長につながりますので、子どもの頃から身につけておくことが重要です。

 

いろんなことにチャレンジしてゲームづくりに活かそう

ポケットモンスターの生みの親、田尻智さんは子供の頃から昆虫が好きで、図鑑を読んだり虫取りをしたりして遊んでいたそうです。

虫を集める、という自分の好きなものと、ゲームづくりが合わさって、モンスターボールでつかまえたり、ポケモン図鑑などに活かされています。

面白いゲームを作るためには、いろんなことにチャレンジしてその経験をゲームづくりに活かしましょう。

 

ということで、ゲームプログラマーになるために子供の頃に出来ることについてまとめてみました。
お子様から「ゲームプログラマーになりたい」と言われた際の参考にしてみてください!

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